WEBデザイナーを目指す
Bさんは広告代理店でディレクターとして幅広い業務を行っていました。その経験からいつかWEBデザイナーとして独立したいという想いがありました。就カレワークスではWEBの基本を習得し、企業で働きながら本格的なスキルを身につける、という目標を立てました。
就カレワークスでは公認心理師や各分野のインストラクターが、
やりたい職業、好きなこと、得意なこと、苦手なことなどを確認しながら、利用者さんと一緒に個別支援計画を立てていきます。 個別支援計画に基づき目標に向かってスキルを習得し、就職された方々のケーススタディをご紹介します。広告代理店に3年勤務するも統合失調症の症状が辛くなり退職。
人前に出ると周りを気にして気疲れしてしまい、その翌日は1日中ゴロゴロ過ごしてしまうBさん。 なるべく人と会話しなくて済む職業に就きたいという思いがありました。目標を決める
Bさんは広告代理店でディレクターとして幅広い業務を行っていました。その経験からいつかWEBデザイナーとして独立したいという想いがありました。就カレワークスではWEBの基本を習得し、企業で働きながら本格的なスキルを身につける、という目標を立てました。
トレーニング
<8ヶ月>
Bさんは人前に出ることがストレスになるので、認知行動療法を続けることで「他の人からどう思われているか」という不安に対処する方法を身につけました。また、行動療法や健康管理サポートにより、朝決まった時間に起きられるようになり、生活習慣を改善することができました。
通所では週に2回、マンツーマンで学習しました。最初は通所するだけで精一杯でしたが、3ヶ月ほどしてからは、インストラクターからの課題などを自宅で行うことができるようになりました。それ以来、スキルは驚くほど日々上達していきました。
資格の取得
仕事体験
<1ヶ月>
就カレワークスの取引先であるWEB制作会社からの紹介で、会計事務所のホームページ更新と、出版社のメディアサイトの更新作業の手伝いを任されました。インストラクターと2人3脚で、楽しみながら取り組むことができました。
就職活動
<1ヶ月>
就労支援員の企業探しにより、WEB制作スキルのある人材を募集している企業3社に応募しました。そのうち、中堅の不動産会社から内定を得ることができましたが、就カレワークスの仕事体験で関わっていた出版社がBさんの採用を検討してくださっていることがわかりました。Bさんは「出版社の仕事内容の方が面白そうだ」ということで、出版社で採用いただく運びとなりました。
内定・就労スタート
就労支援員が定期的に企業を訪れ、Bさんの様子について同僚社員の方々からヒアリングしています。Bさんは与えらた仕事だけでなく自ら進んで積極的に新しいことを提案し取り組んでいる様子です。就労支援員から見ても、Bさんの表情はとても穏やかに見えます。