新しい生活が始まることがとても楽しみです。これからの仕事に対しても、不思議と不安はありません。今までにないくらい、わくわくしています。これも就カレワークスで過ごした時間の中で、自分に自信をつけることができたおかげです。
障害者就労で、大手生命保険の一般事務です。さまざまな特性を持つ障害者の方が集められた部署からスタートするのですが、自分の得意分野を見つけたあとは別の部署に異動することも可能で、柔軟に働くことができそうです。
履歴書など各種書類の作成から面接練習まで、全てをサポートしていただきました。スタッフの担当も一人ではなく、代わる代わる違う方に面接練習をしていただけました。スタッフさんによって違った視点から意見を聞けますし、良い意味で練習慣れすることなく緊張感を保つことができるので、何人かのスタッフさんに面接練習をしてもらうことがおすすめです。
家庭環境に問題を抱えており、長くうつ状態にありました。家から出たいものの経済的な理由から出ることができないまま、精神的に疲弊して体調を崩し、就職活動もできず貯蓄が減っていくばかり…という悪循環に陥っていました。何か現状を打破することができないか悶々としていたところで、心療内科の主治医に就カレワークスを勧めてもらって通うことになりました。
スタッフさんは親身ですし、通っている利用者の皆さんも人の痛みが分かる方ばかりなので、安心して通うことができました。
心身に不調を抱えたときはすぐに面談を入れて話を聞いてもらっていました。通所時に心理士のスタッフさんに「ここがA(仮名)さんにとってひとつの居場所になればいいなと思っています」と言われたことを今でも思い出します。
心を落ち着かせる環境がなかった私にとって、就カレワークスは間違いなく自分の居場所でした。卒業しても、きっとあの時私の心を守ってくれた就カレワークスのことを思い出して、頑張ることができると思います。
心理士さんの講義で、少人数のグループで「門限を破ってしまった子供」と「その子供に怒る母」の役割をシュミレーションした時のことが印象に残っています。母はどのように叱り、叱られた子供はどう反応するか、どうしたらそれを健全なコミュニケーションとして発露することができるかという趣旨で行ったものです。
私とグループになった方々はたまたま家庭環境に困り感を抱えている方が多く、自分が子供の頃両親にこうしてほしかった、そして自分もこういう風に接したかった、という思いが皆さん溢れていって、そのテーブルは私含め皆が泣きがながらシミュレーションをするという少し奇妙な図になっていました(笑)
でも悲しかった子供時代の思い出が何か成仏していくような気持ちになって、少しだけ心が軽くなるような心地でした。あの時間のことは忘れないと思います。
私は正直、体調が悪くあまり通えない時期もあったので全てのサポートを活かしきることができず、それを後悔しています。スタッフの方々は熱心なので、自分から積極的にやっていける方はPCソフトの学習でもイラストでもデザインでも、たくさんのことを学ぶことができると思います。
私自身は何か具体的な資格をとったわけではないのですが、自分から何かをしよう、と思えるやる気や習慣がつくようになりました。また就活に関しては、しっかり指導してもらえます!
イラストレーターやデザイン基礎の講義が楽しかったです。絵が描けない方でも、デザインの勉強はできるので興味がある方はスタッフさんに相談してみると良いと思います。就職に関しては事務を選ぶ予定だったので趣味のつもりで学んでいましたが、結果としてイラレの講義が気分転換になり他の学習をする気力が沸きました。
まずはずっと停滞していた自分の人生をスタートさせることですが、生活が安定したのちはイラレなどのデザインソフトをまた学び直したり、空いた時間でライターの仕事をしたり、趣味を充実させながら、それを副業や転職などにつなげていけたらいいなと思います。
あとは、絶対に心身ともに健康で長生きしたいです(笑)
就カレワークスに救っていただいた私を、私自身が大切にしながら生きていきたいですね。